劇的に変化を遂げることができた自分は4年後に次の大きな壁にぶち当たる。
自分の変化が就職に悪影響を及ぼしたということではない。
就職後配属された部署がおかれている大部屋に問題があった。
100人あまりが働いているにもかかわらず、空気が動いていないのだ。
おとなしいという言葉を通り越して、人の存在を感じない。
4年前に能動的に行動するように変化を遂げた自分にとって驚くぐらいの障壁であった。
どうしたものか?このままでは自分はもたない。
会社を辞めるべきなのか?我慢をしてこの中で働くべきなのか?どちらを選ぶべきなんだ?
社会のシステムもまだわからない自分にとって、どちらを選択するべきなんだ?
配属後一週間ぐらい悩みに悩んだ。
そして、出した答えは、このどちらでも無い。
自分で変化させればいいじゃにか!という無茶苦茶な答えであった。
通常であれば、誰かを巻き込んで行動を起こさないといけないところではあるが、周りの人を誰一人しならない自分にとっては、ひとりプロジェクトとして進めるしかない。
相手は、大部屋にいる100名余りの先輩社員たちである。
そして早速行動に移した。
決して大風呂敷をを広げたわけではない
些細なことからやりはじめた。
コピーの後自席に戻る途中に、先輩の方をチョんた叩くスキンシップだったり、頑張ってますか?とさらっと声を掛けるというようなことをやり出した。
それの繰り返しを意識しながら継続した。
そして、半年後、劇的に変化したのだ。
大部屋に活気が出てきた。
なぜそんなにも早く答えが出たかというを簡単なことだ。
先輩社員たちも同じことを考えていた。
ただ、やり出すきっかけが無かっただけなのだ。
ほんの少しの行動がきっかけとなって、大きな変化を起こすことができる。
これも、新しく出会った全く知らない人たちの中で、覚悟を決めて行動を起こした結果である。
そして自分の得た経験値は凄いものがあった。
ただ上司からは睨まれてしまったが・・・・・
実践編その3に続く
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