2013年3月21日木曜日

人との出会いは変化するチャンス(光良実践編その1)

高校生までの自分は、全く目立つことのない存在だった。

クラスで、リーダー的存在でもなく、だからと言って孤独ということでもない。

ごくごく普通の学生であった。

在学中はそんな自分が嫌と感じたこともなかった。


高校を卒業し、大学進学のため、一人で生活する下宿に向けて出発した。

案外早めに出発したため、下宿に到着したのは、自分が一番であった。

これからどんな人たちと、ここで俺は生活するんだろう?と一人、六畳一間の部屋でぼーっと考えていた。

これから一緒に生活する人たちは、今までの僕を知る人はいない。

18年間の中村光良の過去を知らない人たちとの生活である。


その時にふっと気がついた。

今までと同じ事をしてもいいのだろうかと……

そして自分を客観的に振り返ってみた。

そこには個性のない自分がいた。

本当にこのままでいいのか?それで自分は満足なのか?

幸いこれから一緒に生活をするであろう人達は、自分のことは知らない。

もしかすれば自分を変える最大のチャンスなんじゃないのか?


そして、決心をし、自分を変える行動に出る。

常に集団の中心にいることに心がけた。そして自発的に発言をした。

確かに最初は、息が詰まるくらい努力しなければできなかった。

しかしそれにだんだん慣れてきた時、過去の自分とは違う自分がそこにいた。


そしてすごく心地いい。

自分を変えることができた瞬間だった。


それは今の自分の原点である。

この話をすると、みんなビックリするが、実はこれが事実なんだ。

そして、人は覚悟と努力があれば自分を変えることができる。

そしてそのキッカケは、大きな環境の変化をうまく使うことができた。

もし一人でも過去の自分を知る人間がいれば、変化を起こすことはできなかったかもしれない。

人との新しい出会いは、大きく自分を変化させるキッカケになる。そのチャンスを逃す手はない。



実践編その2に続く

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