それは決して間違いではない。
しかしそれは自己完結される問題に限ってである。
その発生している問題に、人が絡んでいるとき、ましてや、問題の対象者が人である場合は、特別な場合を除き絶対に自己完結させようとしてはいけない。
なぜなら、自分の考えるスタンダードと相手の考えるスタンダードがズレていれば問題の解決にはならない。
それどころか問題を大きくさせてしまうことが往々にしてある。
そのズレを補うのは、複数の人で問題解決に当たりズレを極力無くすか、それ相当の経験を積んだ人間が対応するしかないのだ。
先週起こった問題は、そんな簡単なことも教えてくれている。
会社の中にはリスクを予防する方法は準備できているはずだ。
しかしそれを活用しなければ、それは、準備したことにはならない。
書類の流れや、各種会議の意味合いとはそういうことだ。