2012年4月19日木曜日

ボランティア

変に無料がもてはやされ、世間で当たり前になってきている。でもね、一部では大きな問題にもなってるところがある。震災復旧のボランティアでもそう。ボランティアという言葉は、聞こえが良いが、よほど双方に理解し合える意識があるか、しっかりとしたルールがない限り問題は起こるもんなんです。与えて貰う側にだんだんとボランティアが当たり前になり、与える側に過度な要求がなされる。実際、受け入れ体制がまだ旨くできていない状況でボランティアに入り、仕事量があまりなく、「せっかく来てやったのに、仕事がこれだけでは・・・」と不満を漏らす人たち。挙げ句の果てに受け入れが和の行政やボランティアの不備を口にする。これどう思います?もってのほかでしょ。こんな人たちはボランティアという意味が全くわかっていない。これは震災ボランティアに関してだけのことではありません。観光ボランティアに対しても与えて貰う側が当たり前のごとく、案内が下手だの、しゃべりがダメだの評価をしてしまう。与えている側も、無料なんだからと高飛車になっている。総てとは言いませんが、これが実態なんでしょうね。得に日本人はそんな傾向が強いようです。日本人特有の人を思いやる気持ちとボランティアは全く別物ですから・・・一緒にしている人が多すぎると思いますよ。だから、プロが必要なんです。お金を貰う以上、プロ意識を持ってお客を楽しませようと努力しまくる。客側も、お金を払ってるんだから常識の範囲で代価を求めて当たり前。これが民主主義のあり方なんです。個人的には,組織で動くボランティアには、ボランティアという意識ではなく、利益を上げる会社と同じレベルの意識と責任感が必要でそれが無ければしてはいけないと思う。できる範囲で有志が集まってやってるボランティアは自己満足に陥りやすく危険極まりない。総てとは言いませんが、運営されてる皆さん気をつけてくださいよ。

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