2013年4月9日火曜日

物への拘り 得るもの大、出費も大

自分は何でも自分で納得するまでやってみるたちである。

常になんでも興味があれば疑問を持ってしまう。

どんな工程でこれはできているのか?

それを使えば何が変わるのか?

気になると手にいれて触って自分でやって見なければ納得いかない。

食品でいけば、梅干し、味噌、らっきょう、烏賊の塩辛、ぬか床、塩麹、まぁありとあらゆるものを作り、失敗を繰り返し、そうすることによって、どのようにできているのかをしっかりと勉強した。

梅干し、味噌、らっきょう、ぬか床などは今も現役で作っている。

よく皆にマメやねぇと言われるが、欲しくて作っているのではなく、最初は知りたくて作ってしまう。

常にそこからスタートする。

Facebookにもいろいろあげたが、木工細工や革細工ももそうである。

欲しいもの、必要なものがあれば、まず自分で作れないか考えてしまう。それを作るために必要なものは何かを考えそれを買ってしまう。

なんか間違えてるでしょ・・・

革細工や木工細工はその際たるものだ。財布が欲しければ財布を買えばいいのに、作れないかと考えてしまう。

財布を手に入れるために工具と革を買うのだ。

革細工などは、ほとんどの工具を揃え、自分でやって見た。

複雑なのは到底無理だが、名刺入れや携帯ケースなどは、自分で作成している。

そうすることで、初めて皮の切り口がどのように処理をしてツルツルになるのかがわかるのだ。

皮の縫い方にも色々あることがわかる。

おかげで革の特性を知ることができた。

一番の際たるものは、バイクである。

40歳になり、大型二輪の免許を取得した。

それまでにも、バイクはモンキーを持っていたのだが、大型二輪の免許をとったと同時に、モンキーのチューンナップを始める。

自分の納得行く形に変えて行くのだ。オークションでパーツを探し、取り付ける。

当然工具の必要になる。値段の高い工具ではないが、家には、他の家にないような工具などもある。

シャーシを除き見た目の形はそのままだがほぼすべてのパーツを付け替えた。

エンジンのボアアップも自分でした。

こればっかりは骨の折れる作業であったが、エンジンがかかった瞬間は今も忘れることができない。

おかげで、エンジンの基本構造はよくわかった。

そしてとうとう大型のバイクに手を付ける。

エンジンすら触ることはしなかったが、基本は、50ccも1450ccも一緒という楽観的な考えで触りまくった。

すべて自分でである。確かにお金を出せばより安全にやってはもらえるが、それでは面白くない。

わからないまま終わってしまうのが一番気に食わない。

エンジン周り以外は電気系まで一度は確実にバラしている。

おかげで、今列挙したものだけではなく、それ以外のもいろいろやっている実践による知識は豊富に増えた。

実践から学ぶために本は実践のための教本として購入するが、単に学ぶための本はほとんど買わない。

おかげで今も、実践からしか学ばない考えは拡大中であるし、そのための本はものすごく増えた。今は万年筆の本が増加中である。


万年筆がちゃんとかける仕組みなど知った時はなる程なぁと感心した。いずれバラすんだろうなぁ



学ぶということは素晴らしいことであるが、これの最大の欠点は、不要なものまで購入してしまう浪費である。


この癖は治らんなぁ

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