よく、「言った!」 「聞いてない!!」の喧嘩を耳にする。
本当に良く耳にする。確かに僕も実際にやったことがある。
どちらの立場でもやったことがある。
次のニュアンスで、
「あのとき解ったって言ってましたよ」
「えーーー?」
というのも耳にする。
さて、これ、どちらの人が正しいと思います?
まぁ、中身が解らないから、どっちが正しいとは言えないんですが、実はどちらも自分の主張であって正しくはないんです。
物理的なことだけを見ると、本当に言っていれば、「言った!」人は正しいでしょうし、言ったと思い込んでるだけであれば、「聞いてない!!」の人が正しいです。
ここでは、
A 「言った!」
B 「言ってない!!」
A 「あのとき解ったって言ってましたよ」
B 「えーーー?」
のやりとりについて書いてみる。
このやりとりを聞くと、Aが正しくてBが忘れてるから悪いのですが、考えようによっては先ほども言ったように、双方間違いなんです。
なぜか?
Aは、伝えたからそれで良いというところで止まっています。
Bは、理解をしたというところで止まっています。
お互いが、自分の行動で本来行かなければならないところまで行かずに立ち止まっている証拠なんですよ。
理解をするのは少しの頭脳があれば可能です。
しかし、理解をすると言うことは、行動を起こすと言うことに等しいはずです。
逆に言うと、行動に移せてなければ、それは理解したと言うことにはなりません。
ここで、Bは理解をしただけで行動に移してないがために、理解した事まで忘れてしまっているわけです。
では、なぜAは駄目なのか?
伝えたと言うことで止まるのではなく、理解してくれたかどうかのチェックを怠っています。
言い換えると、その人が行動を起こしているかどうか、早い時期のチェックがなされていないのです。
行動を起こしてくれてなければ、それは伝えたことにならず、行動を起こさなければ、理解したことにはならないのです。
少々乱暴な意見ですが・・・
良く企業の中で見られるちょっとしたすれ違いの光景です・・・・・
どっちもどっち・・・・・・・ですよね
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