2013年2月13日水曜日

サラブレットは勝ったことを知っているのか?

ANAの機内誌にこんな記事があった。

競馬の勝ち馬は自分が勝った事を知っているか?と言う記事である。

自分は競馬を全くしないので、そんなことを考えたこともなかったが、案外昔から議論されてる内容らしい。

全てということではないのだろうが勝ち馬は機嫌がいいらしいのだ。

気性の荒い馬でも勝った後は素直に騎手の言うことを聞くという。


昨年の天皇賞で気性の荒い馬が勝ったらしい。

天皇皇后両陛下ご観戦の中、ウイニングラン終了後、陛下の前で、外国人騎手は下馬、脱帽の上、芝に膝をつき最高位の礼を表現した。

そのときも、勝ち馬は気性を露わにする事なく、じっと騎手に従っていたという。

勝ったということを馬自身も理解し嬉しさを表現しているように見える。


しかし専門家に言わせるとそんなはずはないという。

そりゃそうだ。

何馬身も差をつけ勝たのであればまだしも、ハナ差や写真判定での勝ちが馬にわかるはずがない。

ではなぜ、馬は穏やかに嬉しそうに機嫌がいいのか?

馬は協調性が非常に高い動物らしい。

自分に騎乗している人間が喜んでいることを感じ、馬自身も喜んでいるというのだ。

人間を細かな感情を馬は感じ取っているらしい。

そう考えれば、当然馬の体調もあるだろうが、騎手の心の表れが馬なのかもしれない。

馬に限らずかもしれないが、何とも、素直に理解し、古くからの人間と動物の関係を垣間見ることができるような記事であった。


馬と人を一緒にしてはならないが、喜びを感じている人の周りは華やかさがあり、周りの人もそれの影響でか楽しくしているように感じる。

また実際、その場に位合わせれば楽しいものだ。当然その逆もある。

人は言動だけではなく、個人の感情でも周りに大きない影響を及ぼしている。

悪い感情までも周りに与える影響は大きい。

毎回同じ失敗を繰り返しているように思う。反省。そんなことを雲一つない東京 高田馬場で思う。

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