2014年12月13日土曜日

〇〇みたいな性格と言う表現

ここ数年、本当に良く耳にするのが「〇〇みたいな性格」と人のことを表現する言葉である。

自らが発する人もいれば、他人が人を表現するときもある。

たとえばそれが、「ライオンのような勇ましい性格」「猫みたいな神経質な性格」と言うように動物などにたとえらるのは、イメージを相手に巧く伝えるという方法として理解はできる。


しかし、良く耳にするのが、女性が「私、男みたいな性格だから・・・」と自らを表現することである。

つい先日も、とある女性が口にした。本当に良く耳にする。

僕はこれに非常に違和感を感じる。

確かに、言おうとする意味はわからなくも無い。

しかしそれは、男性から見て感じることであって、またその感じ方もそれぞれの男性によって変わるはずである。

なぜ、その人達は、自らそのような表現をするのだろうか?

逆に、「女性みたいな性格だろう」と言う男性には出会ったことは無い。

女性の社会進出が増えてきた中で出てきた言葉なんだろうが、率直に言って、僕は感心しない。

男性みたいな性格の女性であっても、それは女性であり、男性にはならない。

男性のように振る舞わなければ社会は認めないからそのような表現をするのであれば、それは、偏見で有り、またそのようにしか見てない男性側にも問題はある。

男女平等とは、女性は男性のようになれ、男性は女性のように振る舞えと行っている言葉では無いはずである。

女性はあくまでも女性らしさを追求して欲しい。

もしそれが足りないのであれば、男性らしいという言葉で終わらせるのでは無く、足りない部分を追求するぐらい、自分の性に誇りを持って欲しいと思う。

あくまでも私見であるが、素晴らしい女性らしさを持って、それを誇りとして社会の第一線で活躍している女性も多くいるし、その人達に男性らしさを感じることはまず無い。

それこそ、男性が持ち合わすことが絶対に無い人間としての色気では無いのか?

これは決して外見のことを言っているのでは無い。内面の話である。

だからこそ、お互いを男女と認めた上で、人間としてのビジネスパートナーとして学びあえるのでは無いか?と思う。


あ〜〜〜外見の色気だけを使うのは、もってのほかですけどね。これは勘違いも甚だしいし、醜いね。

これを読んでくれた男性諸君も、馬鹿な偏見で頑張ってる女性を見るのは辞めましょうね


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