自分が今置かれている状況
目に見える現実、
耳に聞こえる現実、
肌で触れる現実、
今、物理的に自分が置かれている状況
これらは、直接的に自分の今の状況を知らしてくれる。
人間はこれらの状況を、総合的に判断して次にするべき行動をとる。
決して間違いでなく、それはそれで正しい。
その判断が冷静であればあるほど間違うことは少ない。
が、にもかかわらずである。
その行動に対して、上司や、親、友人に叱咤されたことはないだろうか?
自分は正しいと思ってした行動が、全く周りを怒らせているという状況。
実はこれが非常に多い なぜなのか?
それは、今、自分が置かれている状況を考えるときに一番大きな要素が欠落しているからである。
それは何なのか?
それは、今、自分が置かれている状況の過去を見ていないと言うことだ。
そしてその過去は、得てして自分の常識では判断がつかないくらいの内容が詰まっていることが多い。
そして、何よりも、その過去を作ってきているのは他ならぬ自分以外の人間であると言うことである。
人の積み重ねの過去の上に、自分が今立っていると言うことを認識することなく、現状だけを見て、感じて判断すれば、必ずといっていいほど次の行動は間違ったものになる。
今自分が置かれている状況は、誰かが積み上げてくれたものであるということを常に認識しなければならない。
特にビジネスにおいては致命傷になりますよ。
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