2012年12月7日金曜日

自分の特性

あの人の頑張りはすごい。私はまだまだできていない。だから私はもっと頑張れる。

よく聞いたり目にしたりしますよね。

自分を相手の秤で評価している話だ。

それって本当にできると思う?


例えば、全く同じ力で、つねられたとしよう。一人の人は痛いと言った。もう一人の人は全然痛くないと言った。どちらが正しいのか?
当たり前であるがどちらも正しいのだ。
本当に痛くないのか、我慢をしているのかは別として、その人の主観で痛いかどうかは決まる。

人それぞれ、違った特性を持ち、全く同じ人間がいないのにもかかわらず、ついつい、同じと考え、相手を基準に考え自分を奮起させようとする。特に頑張り屋さんに多い。

自分の痛さのレベルは自分しかわからない。相手の痛さのレベルに合わせることなんかできない。

自分ができる範囲がある。それを越えればオーバーワークになり、体は壊れる。

では、自分よりも頑張ってると映る人を自分は超えることはできないのか?

答えは、NOである。

一人一人特性が違うのだから、その特性にあった方法で頑張ればいいのだ。

同じプロセスで進む必要なんてない。目指すところが同じであれば、そこに通じるプロセスが違っていても構わないのだ。

同じプロセスを踏もうとするから無理がでる。

大事なのは自分の特性や体の調子をしっかりと見極めることが大切である。それがわからなければ、自分にあった正しい道は見えてこない。

あれ?「体大事にしましょうね」ということが言いたかったんだけどなぁ






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