2013年9月10日火曜日

社会人としての危機管理の無さ

数日前、NHKの朝のニュースでdocomoが、iPhoneを販売するという報道があった。

流石に僕もそのニュースを信用した。
時期が時期だけに信憑性が高いと判断したからなのだが・・・

ところが、当のdocomoからは、一切そんな発表はしていないとの発表!

皆さんも覚えておられるでしょ

日本経済新聞が一番最初にすっぱ抜いたとかあとでいろんな情報は流れてきた。

docomoからiPhone

確かにビッグニュースである。

しかしこのニュースの裏に、日本の現在の象徴する実態が見えてくる。


日本人の情報に関する危機管理のなさだ。

メディアも、100%とは言わないが、ネタに信憑性がない限り記事にしたり報道したりすることはない。

何らかの信憑性があったからこそ記事にしたのだ。

そして最近、その情報の流出のほとんどは、内部からだという。

それがまだ確信犯ならしようがないとしても、ほとんどが、社員の危機管理のなさから情報が漏れているという。

自分たちの個人情報は必死に守ろうとするくせに、自分の働く場所である会社の情報については、まったくといっていいほど、意識が薄い。


まるであたかも自分でやった自慢話のように、飲み屋でそんな話を耳にしたこともある。

「こいつこんな事ここでしゃべっていいの?」と耳を疑ったものだ。


じつはこれは、情報が流出したという問題では済まない。


日本以外の各国企業は、情報の流出という危機管理のなさを一番嫌う。

これも覚えておられるかどうかわからないが、自衛隊の次期戦闘機購入問題でも、自衛官の極秘事項漏洩から、最新鋭機の購入を断られた経緯がある。これなんかはその典型だ。

私たちが住む奈良県でも、とある外資系ホテルの誘致で、水面下で極秘に進出計画を進めようとしていた某ホテルが、県職員から軽はずみな発言で、撤退した経緯がある。


民間レベルでいえばこれはもっと深刻な事態で数えきれないくらいあるだろうと思う。

島国だからなのだろうか? 単一国家単一民族だからだろうか。

国民全体に、危機管理の重要性は、他国に比べて薄い。

しかし、個人情報となると過剰に反応する。

それを考えると、単純に、過剰な個人主義、利己的考え方しかないところに行き着いてしまうが・・・・・

どんどんグローバル化が進む中で、日本人は、情報に関する危機管理を個人のベースで考えなければいづれ孤立することは目に見えている。

信用されないわけだから・・・・・

しっかりしようね日本人!       悲しい・・・・・・




この書き込みは決して、docomoがそうだったということではありません。

あしからず!

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