2015年1月2日金曜日

楽に楽しく

ふと、友人のFBを見て思い出した。

4年前 ひょんなことから息子が在籍していた高校の育友会長を引き受けた。

それまで6年間学校のある場所はだいたい知ってはいたが、初めて足を踏み入れた。

そんな人間が…と思われるかも知れないが、ひょんな事から白刃の矢がたち、「やってみなけりゃ解らない」の精神に乗っ取り、あっさりと引き受けた。

本部役員7名 学年の役員、委員全部で総勢103名だったと思う。

うち男が2名……

色んな組織に入り、いろんな役をさせていただいたが、この構成は初めてであった。

はじめての挨拶で登壇したときメンバーを見て大変なことになったと思った。

いろんな状況でこの場に座ってる人が居るだろう。

育友会を通じて学校に協力したい人、自分が楽しみたい人、嫌々ながら引き受けた人、くじ運が悪かった人等々 いろんな表情があった。

100名近い女性の顔にそれぞれの経緯がでていた。

特に嫌々でてくれた人ははっきりと表情に出ていた。

こんな事で本当に一年間、運営できるのか?

なぜPTAや育友会ってみんな敬遠するのか? 
行動を起こす前からしんどいとか自分には無理とか考えているからではないのか?

本当にそんなにしんどいモノなのか?

僕はそんな人たちを全員やってよかったと感じて貰える運営がしたい。

その時に決めたスローガンが

「楽に楽しく!」 

である。

最初からしんどいと思えばよけいにしんどくなる。

それを払拭したいが為に、しんどい事なんてなんにもない。

みんなでやれば一人のウエイトは知れている。

皆でやって楽にこなそう!

それよりも皆でやれば楽しくなる。

学生時代のサークルのように!!

親が子供のフィールドで親同士で楽しんでいれば子はどう思うと思いますか?

精一杯、自分たちで学校を楽しみましょう!

こんな挨拶をした。

そして一年後……

「皆さん楽しみましたか?」と投げかけた。

大きな笑い声と同時に大きな返事も帰ってきた。全員が笑顔だった。

結局僕は何もしていない。

学校との折衝や対外的な仕事以外、会長としての仕事はほかに何もしていない。

その気になった他の本部役員が楽しみ、それがどんどん連鎖していった。

皆満足顔で最後を迎えた。

今、時の役員さんはどうしているだろうか? 

その子供たちは?

自分に与えられたことを苦と思うのではなく、逃げずに自分で楽しみに変えれる人達とその子供である。

今年も精一杯、楽しむに違いない

今年も皆さん一年よろしく!!














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